建設マスター表彰式(2018.10.5)

2018年10月5日(金)にメルパルク東京「メルパルクホール」にて、優秀施工者国土交通大臣顕彰式(建設マスター式典)が行われ、埼玉県住宅センターから栗原恒明さん(秩父市)が優秀施工者として国土交通省から表彰されました。

栗原さんは、45年にわたり、かわらぶき職人として従事し、一般住宅から寺社仏閣に至るまで幅広い施工を手掛けています。通常の屋根の形状では2、3種類の寸法の瓦の使用に留まる中、アーチの屋根の施工において11種類もの寸法が異なる瓦を巧みに使いこなし、屋根の形状に合わせて綺麗に敷き詰めるなど、その技能は卓越しています。また、瓦の敷き詰め方を工夫し、瓦屋根の両端が反り上がるようにした施工を行い、荘厳性を高めることに成功するなど、施主の要望を細かく反映させる施工は高く評価されています。

埼玉県かわらぶき技能士会事務局長として業界の発展にも寄与し、現在、首席技能検定委員としても活躍し、後継者の育成にも尽力しています。

式典では、顕彰式のほかに受賞された方のお子さん等からの作文紹介などが行われました。